みなさん こんにちは♪
守ろう子どもと赤ちゃんの荒木あゆみです。
先日、こども女性ネット東海主催の女性防災リーダー育成事業に参加している関係で、小学校1年生になった娘と共に宮城県へ被災地視察に行ってきました。
今日は、その中から【高野会館】を訪れた時の話をしようと思います。
「高野会館」は宮城県南三陸町の海沿いにあった結婚式場です。当時3階で開催されていた高齢者の芸能発表大会に参加していた327名が屋上に避難し、全員の命が助かった場所として現在でも残されています。
どのような場所だったのか、NHKのサイトでVRでも見ることが出来るようになっています。
https://www.nhk.or.jp/vr/shinsaivr/takano/index.html
VR動画での視聴はこちらから。
https://www.nhk.or.jp/vr/shinsaivr/takano/vrvideo/index.html
津波の威力を感じ、建物の構造による強さ弱さを知ることができた場所でした。
そして何よりも、町を歩いて避難場所に向かうよりも、とにかく上に登ったほうがいい!とした状況判断と、この建物から出ちゃいけない!と手を繋いで入口をふさいだ従業員のとった行動は、とても勇気のいることでもあったと思うし、瞬時の判断と行動という大切さを学びました。
そこには、地域の状況を知っていたこと、海の変化によるその後の状況変化を経験値を元に想像できたことが大きかったのではないかと個人的に感じました。
・正しい状況を把握すること
・経験値+想像力で判断すること
・勇気をもって行動すること
簡単にできるようで、実は難しいことかもしれません。
何が正しいのかは普段からどこの情報を収集するのが良いのかを把握しておく必要があります。経験値だけでの判断は「想定外」に対応できなくなります。「想定以上を想定する」という日々の訓練も必要ではないかと思っています。何よりも大事だけれど難しいのは、「行動する」ということ。1人では行動できなくても、仲間がいたらきっと心強くなりますよね? 日頃からの地域での仲間づくりも、とても大切な防災です。
守ろう子どもと赤ちゃんは、グループLINEなどを通じて一緒に行動できる仲間の繋がりも作っています。気になる方は下記リンクからお問合せくださいね。
https://linktr.ee/mamorou.kodomotoakachan
最後におまけで・・・
実は高野会館を見学させていただいていた間、ずっと娘はぬいぐるみを抱きしめていました。
今回の被災地視察では、娘の心の安定のためにもと思い、お気に入りのぬいぐるみを1つだけ選んでもらって連れてきました。1枚目の写真は会館に入ってすぐの時なのでギュッと抱きしめていますが、3階まで上がってきたころには状況に慣れてきたのか脇に抱えるように持ち方が変化していました。
娘にとっては、このぬいぐるみが心の安定剤になっています。皆さんのお子さんも、大人の皆さんも、ぬいぐるみじゃなくてもクッションやタオルなどでも大丈夫なので、何かひとつ心の安定剤があると良いなと思います。
皆さんにとって、心の安定剤は何がありますか?
もちろん、家族でギュー!が1番かな?って思いますけどね♪
今日の担当:荒木あゆみ
1男2女の母 普段は会社員
守ろう子どもと赤ちゃん 代表
防災士/乾物防災食講師/災害備蓄管理士/食育指導士
アンガーマネジメントキッズインストラクター/時間マネージメントコーチ
10min FOCUS Mappingインストラクター
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