初めまして!学習塾塾長兼モンテッソーリ教育実践家の石本大貴です。
暑い日が続いていますね。
さて、今回は「子どもはいたずら好きなのか?」というテーマです。
モンテッソーリ教育の考え方をもとにまとめました♪。
モンテッソーリ教育では、”子どもはみんな成長したがっている”と考えます。
これを知ると、きっと子どもの見方が大きく変わります。
「子どものいたずら」といえば、「無限ティッシュ引っぱり」がありますね。
けど、あれは本当にいたずらなのでしょうか?
“子どもは成長したがっている”という前提で考えると、
「今は引っ張る動作を練習しているんだな」
という見方ができませんか?
とはいっても、「無限ティッシュは困る!」という方も多いと思います。
そんなときは、引っ張る練習をするための教材を用意してあげるのがおススメです。
Googleで「モンテッソーリ 引っ張る」で検索をすると手作りおもちゃがいろいろ出てきます。百均でつくれるものもたくさんあります!
そんな風に、
子どもがどんな動作にハマるのかを観察して、その動作を練習するための教材を用意してあげるのです。
そうすると子どもが生まれ持った成長能力を存分に発揮できるのです。
ですが、ここで3つ注意点があります。
⓵無理にやらせない
②タイミングを逃さない
③大人が途中でとめない
1つずつ簡単に説明しますね!
⓵無理にやらせない。
子ども自身が選んだものでないと、子どもはなかなか夢中になれません。
なので、大人が「〇〇をしましょう」と指定するのではなく、子ども自身が選ぶのを待ちましょう。
②タイミングを逃さない
子どもがティッシュ引っ張りにハマったら、引っ張る練習ための教材をなるべく早めに作ることをお勧めします。(大変だとは思いますが…。無理のない範囲でぜひ!)
というのも、子どもが熱中できる期間は限られているのです。だから、引っ張ることにハマったなと思ったら、すかさず教材を用意しましょう。
※繰り返しになりますが、無理はしないでくださいね。
③大人が途中でとめない
子どもがものを拭いているとき、子どもはきれいにするために拭いているのではありません。”拭く”という動作の練習をしているのです。
大人が「もうきれいになったからおしまい」と止めてしまってはもったいないのです。子どもが一生懸命成長している最中なので、可能な限り見守ってあげましょう^^
ということで、
「子どもはすぐにいたずらする」という見方から、「子どもは成長したがっているんだ」という見方に変えてみませんか?
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今日の担当:石本大貴
学習塾、家庭教師で200名近くの生徒に1対1で勉強を指導。幼児時代の大切さを痛感して保育士資格取得。現在はモンテッソーリ教育の勉強中。
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