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6月2日大雨~災害と議員と母~ 青山晃子 岡崎市 子育て

青山晃子「あきちゃん」です。岐阜県恵那市で育つ→陸上自衛隊勤務→就職斡旋で岡崎市へ。夫と11歳の娘と暮らす。市民活動団体「にこにこおやこ」で子育て支援を続け、7年目の2020年に市議会議員選挙に挑戦、市議生活3年目。議会広報委員会副委員長。

 

今回は6/2の大雨について振り返ります。被災をされた皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、速やかな復旧を願います。

 

この日は、岡崎市議会6月定例会初日でした。大雨警報のなか、夫も仕事へ行き小学生の娘も登校しましたが、行ったそばから「場合によっては帰りが早くなる」「引き渡しもあるかも」のメールが学校から届きます。早帰りなだけであれば、自力で学童へ行ってくれればいい。でも「引き渡し」となると話が変わる。議員にとって議会は公務、なによりも優先すべき仕事ですが、引き渡しならば議会を抜けなけばなりません。夫と「もしも」について慌てて調整を行い、会派会長にも「もしも」の相談をしていました。

 

その後、昼休憩の間に災害対策本部が立ち上がり、避難指示が出ました。伴い、議会は午後から「延会」に。その後、娘の引き渡し時間よりも前に、夫にも帰宅命令が出て、親子3人無事に家に帰ることが出来ました。

 

翌朝には快晴、警報も全て解除されていました。私の住む地域は山中小学区です。岡崎市の東部にあり、国道1号、県道324号(幸田生平線)が地区の真ん中を通る一方で、山を背負い川が流れる自然豊かな地域です。急傾斜地や前年に被害の出た川もあるため、朝7時には被害状況の確認を始めました。

 

 

山からの土砂流出や、川岸の崩れがあり、道路への影響もみられました。獣害対策の柵の歪みや倒れ、田畑への土砂流入もあり、同じように見回る地元の方からお話を聞く事も出来ました。午前いっぱい地域を回り被害を確認、災害対策本部へ連絡をします。道路上の石を片付けたりしながら、最後に山中八幡宮境内の折れて落ちた枝等を除け、家へ戻りました。

 

そこからは母業の時間、緊張による睡眠不足で疲れ気味の娘のケアを行いました。余談ですが、刻々と上がる水位に緊張を重ねた結果、長らく無かった「眠っている間の生理の流血」がありました。自律神経が乱れるんでしょう。こればっかりは気の持ちようでどうにかなるものではありませんね。

 

業種をとわず、父母ともに働くという事は何かが起きた場合には家庭、子どもが後回しになりかねないということです。「発災時は家庭や地域を優先」と明示されている企業もありますが、こうした取り組みが可能な企業は一部でしょう。発災直後から家族が合流するまでについては、家族で共有している方も多いと思います。でも「その後」についてはどうでしょう。災害への備えとして、夫婦で、親子で「その後のしばらくの間の暮らしってどうなるんだろう?」をぜひ一度考えてみてください。


今日の担当:青山晃子

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岡崎ベビママフェスタ実行委員

岡崎ベビママサークル講師

岡崎市議会議員

1児の母