こんにちは。
覚王山、安城、岡崎市で子供達に季節のお花のレッスンをしています、toitoitoiの早川綾香です。
そろそろお雛様を飾ったよと言う事を耳にする季節になってきました。
今月はひなまつりとお花についてお話させていただきます。
ひなまつり=桃の節句ということで、お節句は五節句と言われ1年間に5回あります。
"・1月7日・・・人日の節句(七草の節句)
・3月3日・・・上巳の節句(桃の節句)
・5月5日・・・端午の節句(菖蒲の節句)
・7月7日・・・七夕の節句(星まつり)
・9月9日・・・重陽の節句(菊の節句)"
五節句すべてに「奇数が重なる日」が選ばれていることがわかります。これは陰陽五行説において「奇数=陽(発展)・偶数=陰(不安定)」ととらえるなかで、奇数同士を足して偶数になる日は「陽から転じて陰になりやすい」とされていたことから邪気を祓うための行事を行ったことが主な理由です。
桃の節句はどのようなお花を飾るのでしょうか??桃の節句ということから桃の花はマストです!!
なぜ桃の花かと言いますと、旧暦で3月3日は今の3月下旬から4月上旬、梅の花が終わり、そろそろ桃の花が咲く頃なのです。なので、季節の花の桃が花盛りなので飾られます。
桃の花には厄除け、魔除け、長寿をもたらす力を持っていると言われています。生命力の象徴とされる桃の花を飾る習慣が続いているのです。
その他に桜と橘があります。ひな壇のモデルとなった京都御所「紫宸殿(ししんでん)」の庭先には魔除けとして桜と橘が植えられていることに由来します。 紫宸殿の側から見て左に桜の木、右に橘の木があることから「左近の桜・右近の橘」とも呼ばれます。私の氏神さまの神社の入り口にも桜と橘が植っています。
そして、菜の花。黄色が春を告げてくれるお花ですね。
どれも魔除け、厄除け、長寿などの願いを込めて家族が健やかに過ごせるようにとおまつりするもののようです。
春色のお花、香りも良いものも多いので、お雛様と一緒に飾ってみてくださいね。
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