母と子のトータルケアサロンLunaOwl~ルナオウル~鈴木詞子です。
赤ちゃんの成長に寄り添う面白さを感じながら、楽しんで子育てができるための情報をお伝えして行きたいと思っています。
子育てをしていると皆さん色んなお悩みを感じているかと思います。
そうしたお悩みに向き合うたびに是非心に留めて考えてみてほしいなぁと思うことがあります。
それはそのお悩みによって「誰が困っているのか!」ということ。
えっ⁉と思ったかもしれませんが、実はママが気になるだけだったりしませんか?
赤ちゃんについてのお悩みではあるけれど、当の本人(赤ちゃん)はどんな様子でしょうか?
例えばよくご相談を頂く離乳食での場面。
・準備したご飯を食べてくれない。
・食べ物で遊んでぐちゃぐちゃにされる。
・なかなかスプーンで食べてくれない。
・お皿やコップをすぐにひっくり返す。
このような時はだれが困っているのかといえば、きれいにそしてもりもり食べてもらえない不安な気持ちや片付けなければいけないママ自身であったりしませんか?
こうした時に赤ちゃんに何かさせようと考えてしまいがちですが、赤ちゃん自身はそのことで困っているかと言えばどうでしょうか?
例に挙げたような場面では、赤ちゃん自身の今ある力を駆使して自分で物事を知ろうとする学習行動であったり、今は欲しくないという反応を教えてくれていたりと、赤ちゃんも意志を持つの1人の人間として行動しているわけです。
ママからすれば困りごとであることのほとんどは、赤ちゃんにとってはこうしたトライ&エラーを通して予測や調整する力、あきらめない力、事柄を理解しことばを理解することやコミュニケーションを通して自分のアクションに力がちゃんとあること、様々な場面で姿勢を安定させさらに高次の力を得ることができたりなど多くの学びの経験となっています。
そう考えると
「ぐちゃぐちゃにしてくれただけ楽しみながら学習できたんだね!」
「今はいらないよと教えてくれたんだね!」
と愛おしさこそ感じられるのではないかと思います。
赤ちゃんの発達を知りながら子育てができると、イライラがワクワクに変わるかもしれませんよ。
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