産前産後専門ボディケアセラピスト、赤ちゃん発達アドバイザーとして
「母と子のトータルケアサロンLuna Owl~ルナオウル~」を主宰しております
看護師の鈴木詞子と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
この世界に生まれた赤ちゃんが、健やかに成長する上でまず伝えてあげたい環境は何なのかご存知でしょうか?
赤ちゃんに最初に伝えたい世界。
それは「真ん中」です。
真ん中ってなんでそんなに大切なのでしょう?
今回はそのお話です。
「真ん中」が大切な理由はいくつかあります。
・体軸の理解ができることで左右バランスよく知り動かせることで、その先に積み重ねる運動発達のバランスが安定する。
・向き癖予防
・首すわりの安定
・コミュニケーションの土台
皆さんの目の前の赤ちゃんはどちらを向いて寝ていますか?
まだまだ首の座っていない赤ちゃんは、自分の頭を真ん中に保つ力がありませんので、どちらかに向いている赤ちゃんがほとんどかと思います。
しかし、いつも同じ方向ばかり向いていると床側の頭が平らに変形し、ますます真ん中を保ち辛くなりますし、赤ちゃんの首も大人と一緒で同じ向きが続くと筋肉が緊張して凝りますので、首の付け根に触れると案外左右差があったりします。
また「ハンドリガード」といって自分の握りこぶしをじっと眺めたり舐めたりする仕草が向いている側で始まります。赤ちゃんをよく観察して頂くとハンドリガードしている側の腕はよく動きますが、見えていない側の腕は動きが比して少ないのがわかるかと思います。
実は赤ちゃんは、目で見えている世界から理解が深まっていくんですね
ですから「真ん中」を向く機会を丁寧に伝えながらケアしてあげることは、バランスよく世界を知るためにもとても大切になります。
是非普段の抱っこやコミュニケーションの際に意識てみてくださいね。
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